マッキンゼーモデルとは、自分で問題を作って、自分で解決案だして、自分で受け取る。
「ある」といえば儲かるけど、「ない」と言ってしまったら儲からない。
儲かるか、儲からないか。必要か、必要じゃないか。
「ある」ことにしておく。
そうか。それで考えたら「発達障害はない」と言ったら製薬会社が儲からないのか。
製薬会社のチカラと過剰な診断でADHD患者は激増していると、2013年の時点で既に言われていた。
DSM (Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders精神疾患の診断・統計マニュアル)の委員会のメンバー170人のうち95人、56%は製薬会社と金融的な関係があることも発見されたとか。
メディカリゼーションの考え方にも近いかな。メディカリゼーション(医療化)とは、医療的問題とされていない領域(社会的、道徳的に望ましくないとみなされた行動・嗜好など)が、次第に社会的に病気と定義され、診断・研究・治療・予防といった医療の対象になっていくことを指す。
だってだって、ADHDって症状あるじゃん。そんな言葉が聞こえそう。私も最初はそう思ってた。
症状とは、病気・きずの状態。
特性とは、特有の性質・特質。
ADHDは病気ではないし、脳の特性。でも、社会によって、常識によって生きづらくさせられて二次障害(鬱など)になってしまう。
ADHDの、もともとの性質、特質と、二次的な症状を分けて考える必要がある。
以下は一般的に言われているADHDの【症状】
- 重要な用事でも期限を守れない ...
- 物事を順序立てたり、やり遂げられない ...
- 必要なものをなくす、忘れ物が多い ...
- そわそわと手足を動かす ...
- じっと座っていられない ...
- しゃべりすぎることが多い ...
- 衝動買いが多い ...
- すぐにイライラする
以下は、ADHDの【特性】
ADHDは興味のあることにはとことん没頭することができる。今の教育は押し付けで学習指導要領に沿わないといけないので興味が湧くはずもない。
興味がないことには注意を向けられないから注意力散漫と言われてしまうけど、本当はものすごい集中力を持ってる。
空気が読めないというのは、物怖じ(ものおじ)しないということでもある。
忘れることも確かに多い。だけど、忘れるから新しい情報を取り込める。
じっとしてられないのは、エネルギーが有り余ってるから。昔は野山を駆け回れたけど、今の社会では子どもたちの管理が過剰になっていると感じる。見守りというなで。送迎とか。
突発的な言葉が多いのは、直感力に優れているから。
あちこち動くのはフットワークが軽いから。
ADHDの特性は、成功者に共通する(だからと言ってADHDが全員成功するわけではない。ひとりひとり成功の定義が違うし、価値観もそれぞれだから)
二次的な症状と特性をごっちゃにしない。
忘れ物がひどいのはストレスによって前頭葉が萎縮してるからかもしれない(脳)
すぐに取りかかれないのは完璧主義が行きすぎてるからかもしれない(認知)
自傷、他害は、自分のキャパシティを超えてしまっているからかもしれない(感覚)
すぐにイライラするというのは、負荷がかかっている状態。発達特性を持つ人は感覚過敏(感覚鈍麻)も持ち合わせてる。普通の人はなんとも感じないけど、聴覚過敏には耐えられないくらいうるさい環境かもしれない。視覚が敏感でLEDが眩しくて頭痛がするのかもしれない。
忘れるっていうのも、学校の先生は目的ではなく原因を見てしまう。どうしたら忘れないか。そのアプローチ(晒す、連帯責任にする)で子どもたちは苦しむ。忘れたんなら、じゃあどうする?解決能力を鍛えてあげたほうが社会に出たとき、絶対役に立つ。
間違ったアプローチをするから問題行動が出る。障害とするから、その子がおかしいんだってなる。治さないといけないってなる(特性は治すとかじゃない先天性のもの)
だいたい、特性ってのは濃い薄いあるけど、みんなが持ってるもの。なんで分けちゃうの?自分とは違うって意識が働いて、差別につながる。
この社会は多数派が生きやすいようにできてる。いや、今はもう多数派も生きづらくなってるかもしれない。発達特性を持つ人たちが生きづらいというのは想像に難くない。発達障害は脳の特性。発達特性なんだよ。
障害の概念のない世界をつくる。罪悪感や自己否定を手放してみんなが軽く生きられる社会にしよう。
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私も参加します!楽しもうね♡