「社会的障壁」は、社会の中で障害のある人を暮らしにくく、生きにくくするもの全て。
私は「障害」って単語だと思う。単語に絡みつくネガティブなイメージが生きづらくさせてる。
ランベール ・アドルフ・ジャックケトレという人物は1800年代を生きた統計学者です。彼は、評価基準を確立し「普通」という概念を作り出し、「普通の人間は正常である」としました。
「普通」は概念。
であるなら、「障害」も概念です。
だって、普通って存在しないんだもん。
いや、いっぱいいるって?
それは勘違い。「普通」は環境によっても年代によっても変わるでしょ。そんな不確定なものなんでみんな信じ崇めてるの?
「みんな〇〇してるよ」「なんで普通にできないの?」
「普通」の枠にはめたがる。
普通だから安心、という考え方が、生きづらい社会を作ってる。
自分を普通の枠にはめて、苦しいのに苦しくないふりをしてる人もいっぱいいる。
日本人は、みんな一緒が好きなんだもんね。異なるもの、違うものを排除しがち。
これは良い、これは悪い。
少数派への理解がない。
ひとりひとり違うのに。感じ方も、捉え方も。
ひとりひとりに正しさがある。
感覚過敏に理解がない。疲れやすさに理解がない。
「みんなもやってるんだから」「ひとりだけ特別扱いできないよ」
感覚はひとりひとり違う。これが分かると理解がグッとすすむ。
「普通はこうでしょ?」「普通はこんなことしない」
「普通」ってないんだよ。もし伝えたいんだったら
I(アイ)メッセージで伝える。
「私はこう思う」「私ならそんなことしない」
でも日本人は曖昧好きの察してちゃん。
ふわっと言えば伝わると思ってる。察してくれると思ってる。
自分が悪者になりたくないと思ってる。
だから「普通」を盾に自分のメッセージを押しつける。
「普通」という盾がなかったら、自分の意見も言えない。嫌われたくないから。
気持ちはわかる。私もそうだったから。自己肯定感の低さ。
全員から好かれるなんて、不可能。
「普通」を追い求める生き方は苦しい。「普通」は概念だから。
「普通」を考えるとき、誰にとって都合がいいのかを考える。
学校には行くもの?
子どもに学校に行く義務はない。子どもにあるのは学ぶ権利。
学校は学ぶ手段でしかないんだよ。
先生も保護者も、子どもが学校に行くことが目的になってる人が多い。
自分を押し込めてないもの追い求めるより、
自分は何が好きで、何が嫌いなのか、何が得意で、何が不得意なのかを知ろう。
自分が生きやすいように生きる。普通と比較しない。
みんなひとりひとり個性があるから、素晴らしいんだよ。みんな違うから、いいんだよ。
#普通 #障害 #社会的障壁
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