私が子どもの頃は、注意されたり怒られたりすることが多かったんだけど、怒るって必要だった？っていうことが多い。
むしろ、注意されたり怒られることで、生きづらさを抱えることになった節もある。
2018年にADHD診断を受けた私だけど、愛着障害もあったんじゃないかなとも思う。だって、私、安全基地がなかったもん。
2020年にうつのどん底になって、意識が切り替わって（「陰極まって陽になる」という言葉がぴったり）もう人のためじゃなくて自分のために生きようって思って、オンラインサロンや、オンラインカタカムナ学校（3期生）、やる気のスイッチ（3期生）など、自分で居場所を見つけていった。
みんな優しくて、肯定してくれて、自分のことを肯定できるようになっていった。
心の中の安全基地ができたのはホント最近で、今年に入ってから。セルフヒーリングがきっかけだった。
心の中の安全基地は、絶対安全な場所で、自分を否定なんてしない。
安全基地がなかった頃は、失敗したら自責。自己否定。これって結局、失敗した時に（例えば、お皿を割っちゃうとか、テストで悪い点を取っちゃうとか。）母親に言われたことを、自分で反芻しちゃう感じなんだと思った。
幼い頃から怒られてきたから、安全基地ができるはずもない。プラスの言葉自体インストールできてないから、自己否定以外のことができるはずもなかった。
でも、私が見つけた安全基地はみんなが肯定的で、初めてのはずなのに安心するような人たちで、すごく心地よかった。
最近、母親としゃべったんだけど、結局母親も父親（私から見たら祖父）に怒られて育ったみたい。先祖から受け継がれた怒りを断ち切る。
怒りってなんだ？っていうと、怒る人の中にあるんだと思うのよね。怒られて育ってきたから、怒られたくない‼︎っていう気持ちがある。
去年か一昨年、同級生の友達の家にお邪魔した時に、友達がグラスを割ったのよ。割れた音が私の心を揺らすんだけど、友達は「形あるものはいつか壊れるからね〜」って、全然動揺してない。あれ？あれれ？？私は何にびくびくしてたんだろう？
以前は、私も怒る母親だった。怒りたくないのに感情の制御ができない。あの頃の私に伝えるとしたら、なんて伝える？？
「深呼吸して。」
深呼吸なんかじゃおさまんない。うん、そうだよね。
「一度その場所から離れようか。」
イライラするのは、近すぎる証拠。
過去の私に、なんて言ったら伝わる？
癒す。
そう、癒しだ。私に必要なのは、癒しだった。
ずっとずっと頑張ってきて、これからも頑張らなきゃいけないと思っていて、張り詰めた糸を緩めることができなくて。
大丈夫だよ。今は大丈夫だって思えなくても、大丈夫だよ。がんばってるね。
ずっと、がんばってきたのを知ってるよ。お茶でも淹れて、ちょっと休憩しよう。
そうやって、怒りを手放していこう。怒ったって、現状が良くなるわけじゃない。
怒ってる自分を俯瞰する。
どうして感情が動いたか、自分の内面を観察しよう。
今日も、がんばったね。
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