2017年、アメリカで「オピオイド危機」と呼ばれる公衆衛生上の非常事態が宣言された。
パーデュー・ファーマが、オキシコンチン(オピオイド)で依存症患者を増やし、乱用の素地をつくり、フェンタニルに移行。
医療で、作用機序のことなる麻酔(麻薬)を組み合わせて効果的に使うことがあるが、密売業者も麻薬に強いフェンタニルを混ぜることで、依存性の強い薬を低コストで違法製造販売している。(フェンタニルは製造コストの安い合成麻薬。少量でも死に至ることがある。)
2021年には死者数は年間10万人を超える水準に達したとされている。オピオイド危機の経緯については書籍「ペイン・キラー」を参照すると詳細を知ることができます。
とにかくパーデュー・ファーマ(製薬会社)の対応がひどい。依存性に気がついていながら販売の手を緩めないその手法は、悪魔に魂を売っているようですらある。医師ですらだまし、有罪を認めても「知らなかった」を貫き、謝りもしなかった。
もっと早くになんとかなった可能性も十分にあった。ここまで遅れたのは、パーデュー・ファーマに魂を売った、州の司法長官、元DEA(麻薬取締局)の局員、州警察の警察官、上院議員、元市長などの人物が製薬会社と関わって(癒着して)しまったからだ。そして、医師は患者に処方を続けた。
私は「医原病」と判断した。医療行為が原因でこうなったことは、明白なはずだった。
先日、とある動画を紹介され、ウマヅラのお茶の間の動画を見た。そこではフェンタニルは中国の報復行為って言ってたんだけど、いやいや!医原病!!
その時は強くそう思ったんだけど、私のRASが働いたのか、最近中国について情報が入るようになった。「警察官ゆりのアメリカ生活」というチャンネルで、今、中国がほんますごいで!!(←意訳。ゆりさんは関西弁喋りません)ということをひたすらしゃべってるライブ動画。
それに加えて、書籍「マッキンゼー 世界を操る権力の正体」第五章 中国政府との仲睦まじさ
1990年代初頭、中国のGDPが上がると、マッキンゼーは中国の事業立ち上げの支援に乗り出した。経済成長が加速し公共部門にも乗り出した。中国移動、中国電信、中国石油化工、石炭、鉄鋼、銀行、食品、海運…、地方自治体や省庁も。マッキンゼーはさらに中国の国有企業や政府機関にアドバイスを提供するだけでなく、政策のいくつかを支持するようになった。そのなかには、アメリカや欧州と対立する内容も含まれていたという。
ここまでで私が思ったのは、「マキンゼーモデル」だなあ、ということ。自分で問題を作り出して自分で解決策を出す。
マッキンゼーは、対立を好んでるんだ。書籍「マッキンゼー 世界を操る権力の正体」によると、中国とものすごく仲が良いみたいだし、アメリカ発祥の企業だとしても、会社は生き物。中国人の社員が増えればそっちによることもあるかもしれない。アメリカや欧州と対立する内容の政策を支持していたなら、オピオイド危機を煽ってアメリカを陥れるようなことをした可能性もゼロではないと思えてくる。
国同士仲良くしさせたくないんだな。だって問題がなかったら仕事がなくなるもんね。コンサル業だから。
製薬会社を手のひらで転がしていたのはマッキンゼー、中国も手のひらで転がされることになるのかな?
今後の予測だけど、イメージ的には「風の谷のナウシカ」の巨神兵みたくなるんじゃないかなぁ?と私は思ってる。すごいすごいと言われているけど、盛者必衰、中国が成長し続けることはない。すごいすごいと言ってもハリボテ(技術が実用化できないか、実用化しても問題が発生する)の可能性もある。
今の中国は競争社会。疲弊してついていけなくなる人も出てくるんじゃないかな?やり方が、持続可能ではないんだよね。
反対に、日本は持続可能に舵を切る人が増えてると感じてる。
中国に対しては、怖れや心配をする人もいるかもしれないけど、あんな大きな国、なんとかしようとしたって、どうにもならないよ。大きな流れには逆らえない。
逆らえないけど、きっと大丈夫だよ!どうにもできないことにフォーカスするより、今、自分の生活を豊かにすることを考えていこうね✨