なつこの想いを言葉にするブログ

ADHD(診断済み)なつこが生きやすくするためにしてきたこと、感じていることなどを言葉にしていきます。

「私たちには自由意志がある」とは


幸せになりたいですか。

 


この問いに、いいえと答える人はいないと思う。みんな、幸せになるために生まれてきた。でも、幸せではない人が多いのはなんでかな。力を抜いて、心のわくわくに沿って生きれば、幸せになるようにできてる。宇宙は調和に向かって常に動いているのに。

 


「私たちには自由意志がある」この言葉の意味するところは、幸せになるのも不幸せになるのも、自分の意思で決めることができるということ。これは絶対に誰にも侵すことはできないの。もし、いま幸せになりたいと思っているのにそうなれていないなら、心のわくわくではなく不安や怖れから日々の選択を決定してるんだ。

 


私は2018年からADHDの二次障害で苦しんできたけど、2020年の1月にとうとう鬱のどん底に陥った。そこで意識のパラダイムシフトが起きて、これからは人のためじゃなくて自分のために生きようと思った。私は承認欲求が強くて自己犠牲で生きていたから、承認欲求は私の中にしっかりと根を張り、私の一部となっていた。命がほんとうに危なくなってはじめて捨てることができた。

 


やりたいことをするようにしていくと、徐々に不安も消えていった。常に、私は何がしたいんだろうと考えて、選択に対しては直感であったり自分の心に聞いてから決定をする。そんなふうにして今に至る。

 


こんな私だけど、最初の頃はなかなかうまくいってないことが多かったな。私の体験が「私たちには自由意思がある」ことの理解を深める一助となれば嬉しい。

 

 

 

 


鬱のどん底の経験から1ヶ月ちょっとのある日、やりたいことを考えていると、ちょうどTSUTAYAプレミアムに目がとまった。3ヶ月無料で、入会。映画もDVDもあまり観てこなかった。それまでは見る暇なく働いてきたから。入会してからは気になるDVDを借りては観ていった。

 


とある仕事帰りにDVDを借り、帰り道の商店で大きなペットボトルのジュースとスナック菓子を買った。DVDを最大限楽しむためのものだけど、それまで自分のためにこんなことをしたことがなかったから、すごくわくわくした。

 


以前はホラーものの映画も楽しんで観ていた私。内容が気になるホラーを見つけたので観ることに。観はじめてから最初の脱落者は夫っだった。何か合わず、私を気にかけながらリビングから去っていった。もうしばらく観ていると、なんだかお腹のあたりに気持ち悪さを感じ始めた。きっと夕飯が油っぽかったのかなと思っていた。こういう時、そんな風に思うふしはある。

 


もうしばらく観続けていると、さらに気持ち悪さが増してきた。息子に、気持ち悪いんだけど。と言いつつ、でもせっかくここまで観たし、と話しながら観続けた。

ドキュメンタリー風のホラーだったので、それによる酔いのようなものだと軽く考えていた。

 


観終えた時には、ものすごく体調の悪い状態になっていて、DVDのラストも全然腑に落ちない終わり方で、ほんとうに時間の無駄をしたと思った。これから学べることは、心と身体は繋がっているということ。身体はすごく正直。心で感じていなくても身体はちゃんと教えてくれる。

 


この教訓は、今の私に繋がってる。高かったからとか、残すともったいないからとか、私が我慢すれば丸く収まるとか、こんなこと言っちゃいけないとか、ここまで費やしたのにとか、本当の感覚を思考が押さえつけつけてしまう。心の声を出さないように出さないように押さえつけてしまう。

 


そういえば、以前ゲシュタルトセラピー受けた時に、胸のあたりに黒っぽくて大きな固まりがある。ってことに気づいたっけ。帰宅してからよくよく観察すると、それは漬物石のようなもので、私の感情を外に出さないようにしているものだった。すごく重くて、隙間すらない。こんなに重くなるまで飲み込んできたんだ。そして、吐き出しちゃいけないって、押さえ込んでたんだ。

 


ひとつひとつは小さなことでも、ひとつ我慢をすると次の我慢がやってくる。そうして私は苦しくなって鬱になっていったんだ。頑張ればいつかは報われると思って。自分のためになってないことを頑張るって、限界が来る。自分のためになっていれば、頑張れちゃう。流れに逆らわないで、やりたいことをして欲しい。役に立たないと思えることも極めればめっちゃ役に立つんだよ。

 


自分の感覚を信じて、やりたいことをしていこう(^ ^)

最後まで読んでいただきありがとうございます✨