こんにちは。年末年始はどのように過ごされましたでしょうか。旦那と娘は年末の3日間はコミケ行ってコスプレして楽しんでましたね。いつも働いてくれているので好きなことはやって欲しいと思うADHDなつこです。
みなさんはネガティブな感情はみぞおちに溜まる、というのを聞いたことがありますか?
私はネガティブな感情を溜めていたので、みぞおちに溜まるという話には衝撃を受るほど納得をしました。
「キレる私をやめたい」というコミックエッセイのなかで著者である田房さんがゲシュタルトセラピーを受けるくだりがあるのですが、
なにこれすごい!
と思い、私も受けてみることにしました。診断確定から半年後のことでした。
田房さんのようにわだかまりが溶けることはありませんでしたが、セラピーを受けて、私の胸のあたりに黒くて重い塊がある。ということが認識できました。
翌日、自宅でゲシュタルトセラピーをひとりで疑似体験してみたところ、黒くて重い塊は、すごく重い蓋だと気付きました。蓋の下には、まだ言語化されていない膨大な量のネガティブな感情が詰め込まれていて、ちょうど、胸のあたりの重い蓋の下はみぞおちでした。
子どもの頃からネガティブな感情を押し込めて押し込めて、ネガティブな感情が漏れ出ないように、蓋が鉛のようにどんどん重くなっていったのだと納得ができました。
どうりで歳を重ねるごとに息苦しく、生きづらくなっているな、とは思っていたんですよね。生きづらさの原因はADHD以外にもあった訳です。
そう気づいてからは、自分の内面を見つめてネガティブな感情を紙に書き出す、という作業を繰り返し、少しずつ外に吐き出していきました。
蓋をどっこいしょと、どかせば良いじゃん。と思うかもしれませんが、蓋が重すぎるのと、押し込めているネガティブな感情が一気に出ることで、自分がどうなってしまうか分からなかったので、できませんでした。
カウンセリングも受けつつ、少しずつ吐き出していき、不安を言語化していきました。
言語化されていない感情を言語化することで、モヤモヤした気持ち、トゲトゲした気持ちを見える化する。言語に置き換えて自分の気持ちを理解をする。これは私にとって大事なことでした。
本当は嫌いなのに仲良くしなきゃいけないと思ったり、私を陥れようとしている人の表向きの言葉をそのまま信じてしまったり。私は本当にそういうことが多かったです。
おそらく多くの人が、モヤモヤ、トゲトゲした気持ちを抱えていると思います。言語化することを怠りネガティブな感情を放置していると、消化不良を起こして生きることが苦しくなってきます。
モヤッとした時点で、チクッとやられた時点で自分は何が気に障ったんだろう。何に傷ついたんだろう、と考えること、言語化することが大切だと思います。更に言えば、自分を守るために、それってどういう意味ですか?とか、そういう言い方は傷つく、などと言えると、ネガティブな感情は溜まらないと思います。
ゲシュタルトセラピーを受けていなかったら、自分の胸のあたりに黒くて重い塊があることに気づかなかったし、ネガティブな感情を抱えていることにも気付かず、ずっと生きづらい人生を送っていたと思います。
だからといって、今、私が生きるのが楽になっているわけではありません。睡眠障害もあるし、立ちくらみ、ふらつきも酷いです。無気力な状態も続いています。それでも、いつか、この状態から抜けられるという希望を捨てずに日々を過ごしていきたいと思います。