なつこの想いを言葉にするブログ

ADHD(診断済み)なつこが生きやすくするためにしてきたこと、感じていることなどを言葉にしていきます。

親が子どもにできること〜ADHDの「本人が困ったら」を考える〜

こんにちは。旦那が手術の傷跡が痛むと言いうので、クレイジーダイヤモンドで開腹の傷を塞いでもらえたら良かったのにと思う、発達障害ADHDなつこです。

 


ADHD、困りごとが多いですよね。これって、本人が困ってなかったらADHDと診断されないんですよ。絶対、困ってるはずなんです。でもADHDの特性と気付かず、自分の努力不足だと思ってる人はたくさんいると思います。


そうして大人になり、二次障害になってADHDと診断されて、うつで働けなくて、国の税収が減るんですよ!!

生活も困窮するので、どちらにとってもすごくロスだと思います。

 


子どもの場合も同じです。親が、

「本人が困ったら」

なんて言って悠長に構えていたらだめだと思います。それで本人が困っていることに全然気づかなかったりするんですよ。

傾向が分かってるんだったら、子どもに

「あなたはこういう傾向があるから、対処の仕方を一緒に考えよう」

と伝えてみてはいかがですか。

「困ったことが起きたら相談できる施設があるから、いつでも言ってね」

と言って、思春期だろうと子どもが親に相談できるような関係を作ってはどうでしょう。

親ができることはあります。むしろ親だからこそだと思います。

 


自分の努力不足だと思ってることは特性だと教えてあげてください

子どもが悪いわけじゃないと伝えてあげてください。

子どもの良いところをたくさん伝えてあげてください。

そのままのあなたでいいと伝えてあげてください。

そして、子どもとの関係を築いた上で、

子どもの気持ちを聴いてあげてください。

子どもの希望を聴いてあげてください。

子どもに寄り添ってあげてください。

世間の価値観に縛られないでください。

 


現代社会は、ほんとうに生きづらいと思います。共働き世帯も増え、子どもとの時間は減り、朝は朝食の準備や洗濯、支度にバタバタ、夜も帰宅したらすぐに夕飯作り、食べたらお風呂の準備をして、子どもの音読を聞きながら洗濯物を畳み、食事の片付け。ゆっくりする暇なんてありません。

お母さんは休めていますか。

 

親が自分の価値観に縛られて子どもを二次障害にしてしまうのは、どちらにとってもつらいことです。

 


私は2018年の1月に二次障害で受診しADHDと診断されました。二次障害の原因は親でした。今は、親とは会わないようにしています。お盆も正月も、私だけ実家には行きません。というか、行けません。

 

私はずっと困ってました。私の子どもの頃は発達障害なんて言葉はなかったし、周りは私の特性を個性だと思っていました。

それが良かったという見方もあるかもしれません。でも、知っておきたかったです。そうしたら、もっと早く自分のトリセツを作って、自分の人生を生きやすく変えることができたかもしれない。得意なことを伸ばせたかもしれない。

 

今、そんなことを言っても、どうにもならないことは分かっています。だからこそ、生きづらいと思ってる方には自分のトリセツを作って少しでも生きやすくなって欲しいと思っています。